ブルベ1000km後日談
終わった時は達成感でいっぱいだったブルベ1000㎞。
パワーで押し切り根性で乗り切ったため、後からガタがきた。
・尻の痛み
今回尻クリームは小さい容器に入れて持って行ったのだが、容器がどこかへ行ってしまった。なので途中で塗り直すこともできなかった。尻の皮が剥けたんじゃないかと思うような痛みがしばらく続いた。(現在は治った)
・3週間経っても左手の麻痺が治らない
ハンドルを握り続けていたからだろうか。右ではなく左手の生命線付近が痛い。
そして指に力が入らず、顔を洗う時に水を手に溜めることができない。指の隙間から水がこぼれてしまう。それほどまでに力が入らなくなっている。
時間の経過とともに自然と治るだろうと思っていたが2週間経っても治る気配がない。
不安に駆られて整形外科を受診した。レントゲン取りましょうと言われたが、骨に異常があるとは思えない。案の定、骨はなんともなく無駄な金をとられた。
ネットで検索すると「ギヨン管症候群」という症状が該当しそうだ。
自転車乗りと大工(ハンマーの柄で負傷)が多いとの事。
自然に治ればいいが後遺症となるケースもあるとか。
・左足の痛み
ビンディングのつけ外しによるものだと思われる。
アキレス腱が腫れている。
治ってきたものの再発しそうな気配が・・・。
ブルベ終わってから1週間後に赤城山ヒルクライムを控えており、室内ローラーで走った時は「万全な状態ではないけど、完走はできそうだ」と感じる程度には回せていた。
というわけで予定どおり参加することにした。家から自走で会場へ向かう。
しかし、赤信号でビンディングを外そうとしたら激痛が。
前を走る妻に追いつけないほどヤバイ状態に。その後も信号で止まる度に痛くて悲鳴を上げていた。会場にはたどり着いたが、これでは話にならないのでスタートすることなくリタイアした。
そして激痛に耐えながら帰った…。
・パリブレストパリ
4年に一度開催の本場フランスの1200kmブルベ。
BRM200,300,400,600をクリアして参加権を得られるらしい。
自分は条件を満たしているがさすがにブルベを始めたばかりなので参加は考えていなかった。
YouTubeで今年のパリブレストパリ参加者の動画を見てみた。
まるでお祭りのような賑わいで観客も多く、とても楽しそうだ。
なによりフランスの景色を見ながらサイクリングというのは憧れる。
コンビニ(トイレ・食料)がなさそうなので日本と勝手が違うのは難易度が高そうだ。
次回は4年後という事でそれまでにトレーニングと情報収集と貯金をしよう。
妻も一緒にPBPの動画を見て感動していた。
夫婦で参加したい。
・10/14ブルベ400㎞
足の痛みは良くなっている気がしている。しかし手の麻痺がなおらない。これではブレーキが握れない。MTBで参加するか悩んでいる現在…。何故ならMTBはディスクブレーキだから。ディスクなら指1本でもブレーキかけられます。
自転車仲間に相談してみたところ、MTBは車体が重いのでそれでヒルクライムするのはやめたほうがいいのではとのこと。
ビンディングペダルに被せてフラットペダルに変えるものをつけることにした。
しかし参加2日前になって体調不良。受診したところインフルエンザに感染していた。
あえなくDNS。
来年のブルベに向けてまずは体調を回復させたい。