しゅうまい通信

ロードバイク、登山など

RETULFIT(リトゥールフィット)を受けて来ました

前回の記事を先に読んでから見ていただくことをおすすめします。

※読まなくても問題はないです。

shumaitsusin.hatenablog.com

 

受けようと思ったきっかけ

・クランク(170㎜)が故障し、シマノが補償交換してくれることになった。

・170mmの在庫がなく、167.5mmか172.5mmのどちらか選んで欲しいと言われた。

・適正の長さがわからないのでリトゥールフィットを受けることにした。

 

リトゥールフィットとは

RETULFIT(リトゥールフィット)とはspecilizedのフィッテングサービスです。

RETÜL | Retülフィット | 製品マッチング (retul.com)

TREKSHIMANOもやっています。

たった2.5mmで劇的な変化はあるのか疑問はありますが、高額なパーツなので失敗したくありません。

果たして身長176cm、股下81cm(素人計測)の私にはどちらが合うのでしょうか?

 

リトゥールフィットを受けることで、クランク長の適正だけでなく、他にもいろいろな適正を知ることができます。

クランク、ハンドルバー、ステム、シートポスト、サドルの長さ、位置や角度。

クリートの位置やインソール(靴の中の下敷き)の有無。

自分の乗車姿勢や癖、ペダリングなども見てもらえます。

 

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RETULFIT

 

気になっていることや悩み

①クランク長の適正

②強度強めのトレーニングすると膝が痛くなる

ヒルクライム向けの適正なポジション

(私はロングライドはするがタイムトライアルやトライアスロンはしません)

 

④最長クランクデュラエースの180mmを体験したい

(激坂が速い海賊パンターニの選手は身長172cmで180mmクランクだった)

 

S-Works Power with Mirrorサドル体験したい(別料金)

 

計測スタート

計測の前に、サイクリング歴や週当たりの乗車時間、競技思考などを聞かれます。

その後肘や膝がどのくらい曲がるか、足裏のどの部分に重心がかかっているかなどを計測し、いよいよ下の写真のようなマシンに乗ります。

フィッターさんの指示に従いながら計測すること3時間。

 

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フィッティング3時間

 

受けた結果

①クランク長は172.5mmに決定。167.5mmとどちらも試したが172.5mmの方がしっくりきた。

 ケイデンスよりもトルク型なので長い方が良いとの事。

 ヒルクライムでもテコの原理で恩恵が得られるかも?

 

ペダリングを見てもらい、「膝で踏んでますね」と言われました。

 膝の筋肉は小さいので痛めやすいとの事。

 「大きな筋肉で持久力のある股関節を使ったペダリングをしましょう」

 ロングライドが苦手なのはこれが原因だったのか!?

 しかし、股関節のペダリングってどうやるんだろう?(次回の課題)

 「あとハンドルに体重乗せ過ぎです。肘を突っ張らないように」との事。

 体重はペダルに乗せるイメージですね。

 

③ハンドル(ステム?)の角度を1度下げた。

 サドルの高さを若干下げた。(下死点が変わるため)

 右足がペダリング時に若干外を向くのでインソールを入れた。

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右シューズにだけ入れたインソール

BODY GEOMETRY INTERNAL VARUS WEDGE 2PK 43-44(43-44 オレンジ(内反)): シューズ&ペダル|スペシャライズドオンラインストア (specialized-onlinestore.jp)

 

デュラエースにしか存在しない180mmクランク長も試して普通に漕げたがスタッフさんからは「プロにしか使いこなせないサイズはやめておきましょう。」

足の可動域が増えてケイデンスが落ちたためか速く走れる気がしなかった。

ちなみに167.5mmもデュラエースにしか存在しない。

なので適性が172.5mmと言って欲しかった願望あり(笑)

いつかまたクランク交換する時に困りそうなので。

 

S-Works Power with Mirrorサドルは快適過ぎて欲しくなってしまった。

これほど一体感を感じられるサドルはないと思う。

ペダリング時にパワーが逃げないし、ヒルクライム時に後方に滑ることもなさそう。

有名Youtuberが称賛していたが納得。

デザイン的にはロングノーズの新作の方が好きだがこのショートノーズが今でもダントツ人気との事。

世界的に在庫不足でお店にもロングしかなかった。

どうしても欲しい人はターマック完成車を買うしかないのでは?

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S-Works Power with Mirrorサドル

S-WORKS POWER WITH MIRROR SADDLE BLK 143(143mm ブラック): サドル|スペシャライズドオンラインストア (specialized-onlinestore.jp)

 

まとめ

朝練をしてから受けに行ったがフィッティングでもかなり体力を使います。

翌日に足腰が痛くて乗れなくなったほど。

いろんなクランク長を試し過ぎたかも?

ロードバイクは身長に合わせてフレームサイズで買うみたいなところがある。

同じ身長でも手足の長さは違うし、乗り方も違う。

3万円あれば高額なパーツが買えるがフィッティングで調整したロードバイクに乗ればそれ以上の恩恵を受けるかもしれない。

さらに乗り方(ペダリングや重心の意識)も勉強になりました。

疲れにくくなったり、レースのタイムが良くなったり。

クランク、サドル、ステムなどサイズ変更をする前に変えた方が良いのか?そのままが良いのか?を知る指標となる。

無駄遣いをしなくて済む可能性を考えると3万円は高くはないかもしれません。

何か悩みがある方は一度受けてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

撮影協力

サイクルワークスオオタキさん

埼玉県鴻巣市のスポーツ自転車専門サイクルショップ|サイクルワークスオオタキ (cw-ohtaki.com)